NIKON FG


ニコンFGです。キャッチコピーは「プログラムニコン」。1982年5月発表。490グラムととても軽いカメラです。シャッター速度はB、1~1/1000の電子式縦走りシャッター。M90のメカニカルシャッターもあり、電池切れの際にも撮影が可能です。

このカメラの最大の特徴はニコン初のプログラムモード(Pモード)を搭載したことです。レンズの絞り値を最小絞りに合わせておくと、自動でシャッター速度と絞り値をカメラが設定してくれるモードです。今のコンパクトデジカメでいう「全自動モード」にあたります。また絞り優先モード(Aモード)も使えます(これは撮影者が絞り値を設定すれば、シャッター速度を自動で設定してくれるモードです)。


シャッターダイアル横に写っている「音がなっていますマーク」は、絞りやシャッター速度の設定が間違っているとピーピーという警告音で教えてくれます。初心者でも扱いやすい仕様となっているようです。「音で教えてもらわなくてもそのくらい自分で分かるよ」という方は、警告音をならないようにすることもできます。
シャッター音は独特の音で、「カシャ」ではなく、「シャリン」、「カシャーン」とでも表現すればいいのか、ともかく表現のしにくい音です。好みの問題でしょうが、自分は結構好きな音で「写真を撮ったぞ」という気分になります。
シャッター速度も1/1000とFM2の1/4000などとと比べると決して能力が高いものではありませんが、特にそれが大きなハンデとなることもありません。それよりも持ち出しやすさではコンパクトさゆえのアドバンテージがあり、「プログラムモードで気軽に撮影するお散歩カメラ」としては抜群に使い勝手がよいです。


ちなみにFGはニコンのエントリーモデル3兄弟に入っています。発売時期からEM、FG、FG-20です。
長男のEMは絞り優先モードだけなので、自分で絞りとシャッター速度を調節(いわゆるマニュアルモード)して撮影することができません。
次男のFGはEMにプログラムモードとマニュアルモードを追加しています。
三男のFG-20は絞り優先モードとマニュアルモードのみ(FGのプログラムモードがなくなりました)。またFGではあった露出補正ダイアルは省略されています。3兄弟のなかで一番多機能なのがこのFGということになります。FGを手にする以前にFG-20は持っていたのですが、今後もFGのほうが使用頻度が高くなりそうです。

こちらの記事もどうぞ

  • ミノルタ X-700ミノルタ X-700 ああ、別マウントいっちゃった。 ミノルタのX-700です。フィルムカメラ全盛の頃には庶民派カメラとして時代を闊歩したミノルタのM […]
  • NIKON FG-20NIKON FG-20 ニコンFG-20です。1984年3月発売。FGの記事でも書いたように、EMシリーズの流れを汲むモデルです。EM→FG→FG […]
  • NIKON NEW FM2NIKON NEW FM2 ニコンNEW […]
  • NIKON U2NIKON U2 AFカメラのニコンU2です。2003年3月発売。 U2に先行して発売されていたモデルがUです。Uの意味は友達の「友」、優しい「優」、君と […]
  • MINOLTA NEW SR-7MINOLTA NEW SR-7 ミノルタ SR-7です。SR-7は前期と後期に分かれますが。これは後期のNEW […]
  • 富士フイルムのコンパクトカメラ、KLASSE S富士フイルムのコンパクトカメラ、KLASSE S 以前から気になっていた現行コンパクトフィルムカメラを買いました。富士フイルムのKLASSE Sです。KLASSEシリーズは広角28mmの […]
スポンサーリンク

コメント

  1. ゆたか より:

    FGは金属カバーでしたっけ?

    FG-20はプラだったような気がします。

  2. raisuke@管理人 より:

    >ゆたかさん
    FG-20、プラですね。
    FGもプラのようです。
    そのお陰で軽いです。

    FGシリーズは稼働率NO.1です。