NIKON FG-20


ニコンFG-20です。1984年3月発売。FGの記事でも書いたように、EMシリーズの流れを汲むモデルです。EM→FG→FG-20(発売順)です。絞り優先モードのみのEM、プログラムモードの搭載されたFGに比べ、FG-20は中間的な位置付けになります。
このフィルムコンパクト3兄弟の特徴を簡単にまとめてみます。

EM:通称「リトルニコン」。絞り優先モードのみ。
FG:通称「プログラムニコン」。絞り優先モード、プログラムモード、マニュアルモードが選べる。また露出補正ダイアルも装備。
FGー20:通称「ライトニコン」。絞り優先モード、マニュアルモードのみ。露出補正ダイアルはない。

いずれも電子式シャッターですが、1/90の機械式シャッターも備えているので電池切れなどの非常時にも写真をとることが可能です。また前面の向かって右肩にある黒ボタンは逆光補正ボタンです。Aモード(絞り優先モード)で撮影中、逆光によって被写体が暗くなってしまう時などにこのボタンを押しながら撮影することで2段明るく(シャッター速度を2段遅く)することができます。この機能はFGも同じで、初心者にも使いやすい機能です。


フィルムカメラを始めてみようかなという方にもお勧めできるこの3兄弟シリーズですが、こんな感じで選んでみてはどうでしょう。

■絞り優先モードで十分。→EM
■マニュアルモードも使ってみたい。でも露出補正まではいらない。→FG-20
■マニュアルモードも使ってみたいけど、全自動モード(プログラムモード)もあれば嬉しい。露出補正も自分でしてみたい。→FG

というところでしょうか。
いずれにしても軽量コンパクト(あくまでも他のフィルムカメラに比べて、ですが)なカメラがいいなら、このシリーズで決まりですね。ただし壊れたら最後部品がなければ修理ができないこともあるので割り切りは必要です。
でも銀塩カメラは壊れてもオブジェとして十分役割を果たせますね。


デザイン的にはFGー20はセルフタイマーも横に位置していて可愛らしいデザインです。使い勝手は二の次です。そういう位置付けのカメラなので、それでいいのです(^-^ ) こういうカメラには単焦点の薄型レンズがベストマッチでしょうね。コンパクトに使えるお散歩カメラとして重宝します。

こちらの記事もどうぞ

  • MINOLTA NEW SR-7MINOLTA NEW SR-7 ミノルタ SR-7です。SR-7は前期と後期に分かれますが。これは後期のNEW […]
  • NIKON FGNIKON FG ニコンFGです。キャッチコピーは「プログラムニコン」。1982年5月発表。490グラムととても軽いカメラです。シャッター速度はB、1~1 […]
  • NIKON NEW FM2NIKON NEW FM2 ニコンNEW […]
  • ミノルタ X-700ミノルタ X-700 ああ、別マウントいっちゃった。 ミノルタのX-700です。フィルムカメラ全盛の頃には庶民派カメラとして時代を闊歩したミノルタのM […]
  • NIKON U2NIKON U2 AFカメラのニコンU2です。2003年3月発売。 U2に先行して発売されていたモデルがUです。Uの意味は友達の「友」、優しい「優」、君と […]
  • 富士フイルムのコンパクトカメラ、KLASSE S富士フイルムのコンパクトカメラ、KLASSE S 以前から気になっていた現行コンパクトフィルムカメラを買いました。富士フイルムのKLASSE Sです。KLASSEシリーズは広角28mmの […]