NIKON FGの使い方(機能解説を簡単に)


当ブログの人気記事BEST10にほとんど常時ランクインしているのが、NIKON FG、FG-20、U2の各カメラの紹介記事です。その中でも上位に位置しているのはFGです。コンパクトでありながらNIKON初のプログラムモードを備え、人気が高いカメラなんだと思います。アクセス解析の結果からも「NIKON FG」の検索でお越しになる方が多いようです。

FGの記事は以前手持ち機材の紹介としてご紹介していますが、もう少しFGを知りたい(かも知れない)方のために、少し機能の解説を付け足そうと思います。銀塩カメラをすでにお使いの方には有用な記事ではないものと思いますので、スルーでお願いします(^^ゞ
「FGってどんなカメラ?」、「細部はどうなっているの?」という方向けの記事ですので、予めご了承くださいm(__)m


さて、まずは軍艦部右側からです。
■一番右にカウンター窓があります(カウント最大枚数は36枚です)。
■その左隣がシャッターダイアルとシャッターボタンです。シャッター速度はB(バルブ)、M90(メカニカルシャッター)、1~1/1000秒、A(絞り優先モード)、P(プログラムモード)があります、写真ではM90に設定されています(M90では電池がなくてもシャッターをきることができます。その際のシャッター速度が1/90秒となります)。
■シャッターダイアルをAもしくはPモードに切り替える時は赤枠で囲った部分のボタンを押しながら回します。
■青枠のレバーは警告音を鳴らす、鳴らさないの切り替えレバーです。警告音は絞り優先モードやプログラムモードなどで、シャッター速度が遅い場合や適正露出でない場合などにピッピッピッと鳴ります。


軍艦部の左側です。
■左のダイアルは露出補正とISO感度設定を兼ねています。
■ダイアル上側に見えるのが露出補正で、赤枠で囲ったボタンを押しながらダイアルを回すことで設定値を変えることができます(写真では露出補正は0になっています)。


■ISOダイアルはダイアルの外枠(ギザギザの部分)を少し上に持ち上げることで、回すことができます(写真ではISO400となっています)。


さて、こちらはセルフタイマーレバーです。
■レバーを下まで引き下げ、シャッターボタンを押すとレバーが戻りながら約10秒後にシャッターが切れます。


セルフタイマーレバーが戻っていっている様です。グリップが一部えぐれているのは、このセルフタイマーレバーが通過するためです。


■フィルムを撮り終えた後は底部のボタンを押し込んでから、ツマミを引き上げフィルムを巻き戻します。
■その後、赤矢印で示したように、ツマミごと上に引っ張り上げると、裏蓋がパカッと開きます。


■前面の赤枠で囲ったボタンは逆光補正ボタンで、逆光時に被写体が暗くならないよう2段分明るく(速度を2段分遅く)することができます。このボタンを押しながらシャッターを切ります。


FGの接眼部はこのようにプラスティックになっていますが、眼鏡使用の場合は眼鏡のレンズに傷がついてしまう恐れがあります。


■その場合はデジタル一眼レフのD40などに標準装備となっているゴム製の「接眼目当てDK-16」を装着すれば眼鏡の傷予防になります。ただしDK-16は上部と下部でゴムの厚みが違うので、「上にゴム幅の広い方、下に幅の細い方」となるように取り付けるのがポイントです。下にゴム幅の広い方を付けてしまうと、裏蓋とわずかに干渉して開けられなくなります。


このように下にゴム幅の細い方がくるように取り付けます。この取り付け方にすれば裏蓋と干渉することはありません。


■FGには白(銀)モデルと黒モデルがあります。お好みでどうぞ。なお、自分の所有している黒モデルは白文字の部分が日焼けなどの経年変化で黄ばんできています。

■その他。
FGはコンパクトで、絞り値やシャッター速度をカメラが自動で設定してくれるプログラムモードもあり、そいう意味では利便性のよい(日々持ち出しやすい)銀塩カメラだといえます。あえて欠点を挙げれば、電子制御式シャッターゆえ壊れてしまうと修理不可能となるため、割り切りが必要だということくらいでしょうか。
なお、電池切れになるとシャッターが下りなくなるので、その場合は、シャッターダイアルをM90にすればとりあえずシャッターを下ろすことができます。またフィルムを入れてカウンターが1になるまでは、シャッター速度は一定でダイアル設定値に比例しません(壊れているのではなく仕様です)。

と、こんな感じでFGについて簡単に機能解説をしてみました。FGに興味のある方のご参考になればと。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

シェアする

フォローする

『NIKON FGの使い方(機能解説を簡単に)』へのコメント

  1. 名前:INa 投稿日:2011/11/05(土) 07:23:24 ID:ec6f150db 返信

    さすがNikonいろいろ便利機能が付いていますネ。

  2. 名前:raisuke@管理人 投稿日:2011/11/05(土) 16:06:31 ID:1681a15dc 返信

    >INaさん

    こんにちはm(__)m
    INaさんはペンタックスをお使いでしたね~。
    FGは1982年の発売ですが、なんだかんだと最新機能を搭載していたんでしょうね~。
    プログラムモードなんて今ならコンパクトデジタルカメラでも当たり前になっていますが、当時は画期的だったんですよね。

  3. 名前:yamataka 投稿日:2011/11/07(月) 14:25:58 ID:57723d57c 返信

    こんにちは~♪
    わぁい、FGだ(^o^)/
    1982年に私の父が買ってきた、我が家初の一眼レフで、
    もちろん私(当時中学生)にとっても初一眼レフでした。
    そしていまでも立派に現役です♪
    来年で30歳、まだまだ活躍してもらいます!

    raisukeさんはシルバーとブラック、両方お持ちなのですね。
    私はシルバーですが、ブラックも精悍でカッコいいですね~!!

  4. 名前:raisuke@管理人 投稿日:2011/11/07(月) 21:41:11 ID:e1212b9a4 返信

    >yamatakaさん

    こんばんは。

    FG、人気あるみたいですね。(^-^ )
    銀塩カメラを始めようという方が持ちやすいカメラなんでしょうかね。自分はFGやFG-20、あるいはEMやFM10などのカメラに魅力を感じてしまいます。もちろんFやF2への憧れもありますけどね(^-^ )

    それにしてもyamatakaさんのFG、すごい歴史をお持ちなんですね。ポートピア博覧会の翌年からですか!しかも現役だなんて! フィルムカメラって丁寧に使えばずっと使い続けられるんですね。
    デジタル一眼レフを30年使うことって、絶対にないですよね。そう考えるとデジタルカメラと銀塩カメラは比較されるべきものではないのかも知れませんね。

    どうもシルバーがあれば、ブラックモデルも欲しくなるようで、いけません(^^ゞ