※使用フィルム:コダックPORTLA160
2009年からはじめたこのブログも、今年で10年目に入ります。
これまで、デジタル写真やフィルム写真あるいは、デジタルカメラやフィルムカメラの話題をお送りしてきました。
その中でも、フィルムカメラの記事が人気です。
特にニコンNEW FM2のスクリーン交換の記事は、今もなお多くの方にお読みいただいています。
そこから思うのは、「フィルムカメラもまだ廃れてはいないなあ」ということ。
先日も記事にしましたが、写ルンですが「味わいある写真」とてデジタル時代のいま、再燃しているということや、インスタント写真が撮れるチェキが根強い人気であることなどからも、フィルムカメラに一定の需要があることが伺えます。
もちろん商売として考えると、厳しい部分があると思います。
しかし、「フィルムカメラを使ってみたい」と思う、若い世代の方もおられるようです。
デジタル時代には、フィルムの面倒さが、逆に新鮮なのかもしれないです。
写経に気持ちを落ち着ける効果があるのと同様に、フィルムを充填したり、被写体に向かってじっくりと構図を考えたり、ゆっくりとピントを合わせたり、撮り終わったらフィルムをいちいち巻き上げたりすることに、癒やし効果があるのかもしれません。
フィルムカメラしかなかった時代を生きてきた私としては、デジタルで育った若い方に、フィルムカメラの魅力を伝えていくことも、大切なことではないかと思いました。
特に、小さなお子さんがおられるご家庭の場合、デジタルと並行して、フィルムで記録を残されることをオススメします。
もちろんデータ損失のリスク回避、という現実的な目的もありますが、それ以上の理由があります。
それは、フィルムカメラなら「我が子の姿をファインダー越しに見る、そして我が子にピントを合わせていく」という作業をじっくり行うことができるからです。
スマホで画面を見ながら、サッとオートフォーカスで撮ることも、便利で早くてお手軽です。
でも、レンズを通して我が子を見ることで、我が子を冷静に、客観的に見つめることができます。
そうすると、普段の生活の中では気付かなかった、我が子の表情や、笑顔を知ることができます。
そんなちょっとしたことを通じて、より我が子が愛しく思えるようになると思います。
つまりフィルムカメラは、家族の絆を深める役割があります。
だから、このブログを通じて、フィルムカメラの面白さ、フィルムカメラで我が子を撮る喜びを感じてもらえたら嬉しいです。
もちろん、スマホやデジタルカメラがメインで、フィルムカメラはサブです。
デジタルだけ、より、フィルムもある、がいいのです。
「家族の思い出は、フィルムでも残そう!」をテーマにしてフィルムカメラに関する記事を、今まで以上に書いていきたいと思います。
もちろんデジタルカメラやデジタル写真の話題も、これまで同様に書いていきますよ。
カメラは目的ではなく、目的を達成するための道具です(そういいながらもカメラ機材そのものが大好きですが^^)。
カメラを通して、もっと家族の笑顔が増えてほしい。
そんな願いを込めて、ブログタイトルを変更しました。
「デジタル、時々、フィルムの暮らし」
末永くよろしくお願いします。
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私もフィルムカメラで家族を撮ってます。
iPhoneを広角レンズ、露出計として使いながら。
併用することで撮影日時と場所まで管理できて助かってます。
>Tさん
フィルムカメラ、いいですよね!
そうえいば、スマホが露出計になるアプリってあったのを思い出しました。
なるほど、日時と場所!!
ナイスアイディアですね~。